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2006年 01月 18日
“たった一瞬のために、たくさんの時間を費やし系のもの”に弱い。
オリンピックやから吹奏楽部の発表会まで そういえば、昔はかくし芸大会も好きだったような気がする。 受験、みたいなのもささる。 キットカットのCMとかも、いい。 んでもって今回、そこに仲間入りしそうなものをみつけた。 それはうどん、である。 昨年の10月にここのブログに書いたこともあるNOBUさん主宰による 念願のうどんワークショップにやっとこさ参加することができた。 粉と塩水を混ぜて、まとめ、 踏んで、寝かして、踏んで、寝かして、 伸ばして、切って、茹でて、食べる。 ボードにまとめた図を見ながら、またNOBUさんの説明をはさみつつ、 これらのプロセスがなごやかな空気の中、 楽しくうれしく、進められていく。 目で見て、耳で聞いて、そして体験して。 あらゆる方向から、うどんづくりの「いろは」をすんなりと理解していく。 ひとつひとつの行程は、 それでもすごく技術が要するものではないけれど、 なんてったって2回寝かせるぶん、時間がけっこうかかってしまう。 その間、タルト焼き職人のさきさんの和菓子づくりを手伝ったり、 参加者のみなさんとお話したり、 ギャラリーに展示してある作品を見たりしながらなので、 飽きることはない。むしろなんだか、心地いい「間」。 そうしてようやくできあがった、みんなでつくったみんなのうどん。 ひとくち食べて、あまりの ×××××× っぷりに一気にゴーゴーヘブンってしまった。 固すぎもやわらかすぎもなく、ちょうどいいおいしさ。 こんな幸せな××××××は、いままで感じたことがあっただろうか。 今でも、目をつむると、あの日の××××××がリアルに甦る。 まるで生き物のようだった。 そんなに吸っていないのに、××××××っと あっというまにのどから食堂、そして胃へとすべりこんでいく。 あの、××××××、ああ、××××××。 たった一瞬の××××××のために、 踏んで、寝かせてを繰り返す。 そう、これぞ僕のもっとも弱いパターン。 思わず××××××、もというるうると目頭が熱くなってしまったのだった。
by bookluck001
| 2006-01-18 11:57
| たべもの
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